別天地 やがて明けゆく 春の海

    かつて西へ向かった道を、時を経て今、東へ向かう。
   若き日に思い出を残して旅立った地は、
   時代の流れに様変わりをして、
   新たな勢いのもとに進もうとしている。
   期待と不安とが入り交じる不透明な未来。
   しかし、水平線は明るさを増し、
   生まれ変わった陽が昇ることを教えてくれる。