【 次なるステージへ 】
  本日、1学期の終業式を迎えることが出来ました。始業式は放送で行い、入学式は1年生のみ体育館で短縮・簡素化して行いました。1学期が始まっても、臨時休校や部活動の制限、中間試験の中止等、学校生活にも様々な影響がありました。そして、やはり今も新型コロナウィルスの第7波とやらに脅かされて終わる1学期になってしまいました。
 しかし、振り返ってみると、コロナと向き合って3年目、何かが変わってきたと私は思います。4月こそコロナ禍の影響がありましたが、5月にはほぼ落ち着き、勉強や部活動に打ち込む元気な姿が見られるようになりました。そして、5月末から行われた高校総体では、振商会からも激励をしていただきましたが、3つの団体競技(女子バドミントン部・女子バスケットボール部・女子ソフトボール部)と個人競技(バドミントン部のダブルス1ペアとシングルス1名、弓道部の個人1名、)等で、近年にない数の全国大会インターハイの出場権を獲得しました。加えて、サッカー部・卓球部・水泳部は中国大会に出場し、その他の部活動も自分たちの掲げた目標に向かって勢いが出てきたように感じます。直近では野球部も快進撃を続けています。
 さらに、各種商業系の競技大会(ワープロや簿記、英語弁論等)でも全国大会出場権を獲得して好成績を収め成果が上がりつつあります。総体壮行式や報告会でも話しましたが、身近にいる先輩やクラスメイトの活躍に刺激されて、これを弾みに「私も。私も。」と良い意味で連鎖が広がって行くと良いと思います。
 そして学習面ですが、郵送される通知票や担任との個人面談等を通して1学期の自分の取り組みを振り返る事が必要です。何が出来て何が出来なかったのか、その原因は何なのか。目標を掲げて地道な努力をするという点で、その姿勢は部活動と何ら変わるところではありません。ぜひ、2学期はさらに成績も向上させ文武両道を成し遂げてほしいと思います。
  コロナと向き合って3年目、もう一律に何でも中止というわけにはいきません。厳しい状況は続きますが感染症対策には十分注意しつつも、充実感や達成感のある本来の学校生活を取り戻せるように、そして学校行事の再検討など工夫・努力していきますので、今後ともよろしくお願いします。

【 夏休みを迎えるにあたって 】
 これから約一ヶ月夏休みに入りますが、私が高校生の時に担任の先生が話された言葉を紹介します。 「君子、三日会わざれば、刮目して見るべし。」
元の話は中国の古典『三国志演義』にあるのですが、呉の国の武将で呂蒙という人の話です。呂蒙は学問が嫌いで勉強しなかったため、世間から笑われていました。それを残念に思った呉王の孫権は彼が変わることが出来るようにいろいろな書物を読むように勧めました。すると呂蒙は、自分のためを思って言ってくれる孫権の言葉を受け止めて、その後たいへんな努力をするようになりました。ある日、日頃から彼を軽蔑していた呉の国の魯粛という人が会って話をしてみると、呂蒙が以前とは比べものにならないほど豊かな学問と知識を備えた人物になっていて、魯粛はたいへん驚いた、ということです。この話を踏まえた言葉が「君子、三日会わざれば、刮目して見るべし。」という言葉で、(解説)「立派な人というものは、別れて三日もあると大いに成長しているものだ。だから、次に会ったときは目を見開いてしっかりと見なければならない。」という意味です。自覚と努力によって人は大きく成長するものです。
 この話のように、生徒の皆さんにも自分の成長が実感できる、そしてそれが周囲の人にも伝わるような夏休みを過ごしてほしいと願っています。